GOODS with OVOP
地域の素材で世界とつながる製品を作り、
キルギスの地域経済活性化に貢献する、
JICAの「一村一品プロジェクト(OVOP)」。
「まもろうPROJECT」は、その取り組みに賛同し
コラボデザインの羊毛グッズとハチミツを販売。
利益はすべて、野生ユキヒョウの保全と
キルギスの地域経済の活性化に役立てています。
詳しくは「REPORT」をご覧ください。
ONE VILLAGE
ONE PRODUCT
キルギス共和国(以下、キルギス)では、ソビエト連邦が崩壊した後、地方での仕事がなくなり貧困問題が深刻化しました。特に、村落部の女性は、家事以外で外出する機会がなく、地位が低い状態でした。そこでJICAは、地域経済の活性化に取り組むため、手つかずの自然が残る山岳国キルギスならではの羊毛やハチミツなどの素材を生かした「一村一品プロジェクト(OVOP)」を開始。
地域の素材で、世界とつながる商品を作ることは、地元の人にとって貴重な現金収入となり、さらには、彼らの自信と誇りにもなっています。イシククリ州の小さな地域ではじまった取り組みは、今ではキルギス全土に広がり、一村一品の活動の輪を広げています。
JICA(国際協力機構)はキルギスで一村一品運動を支援しています。
羊毛グッズ
標高4,000m級の山々が連なる山岳国キルギス。野生のユキヒョウがくらす山の近くでとれた羊毛を使って、ひと針ひと針 手作業でグッズを制作しています。まもろうPROJECTのオリジナルキャラクター「ユキヒョウさん」をもとにデザインしたグッズの数々。それぞれ表情が違うのは、つくり手の個性が現れているから。手づくりのぬくもりと、 メリノウール100%のやわらかな肌触りを、ぜひお楽しみください。また、ネコ科の中で最も長いシッポをもつユキヒョウ。 その特徴を生かしたシッポストラップやシッポピアスなど、商品を通してユキヒョウの特徴を伝えています。
羊毛グッズのブルー色は、中央アジア伝統の眉染に使われるWoad(現地名:ウスマ)を使用したもの。化学染料のインディゴの発達で廃れた染色文化を日本の藍染め技術で復活させました。染色液のバクテリアを活性化する際、「ユキヒョウさんのSNOW HONEY」と同じエスパルセットハニーを与えています。藍染め技術を使用していることもあり、日本人にも馴染み深い色合いになりました。
ユキヒョウさんの
SNOW HONEY
野生のユキヒョウがくらす山の近くでとれた、世界でも珍しい白いハチミツ「ユキヒョウさんの SNOW HONEY(スノウハニー)」。 ハチミツの蜜源植物「エスパルセット」は、高山植物で栄養価が高く、古くからキルギスの遊牧民族に愛されてきました。
まるでユキヒョウのように白く、希少性が高いのが特徴。口の中でゆっくり溶ける上品な甘さは、ひと口食べたら、とりこに。パンやスイーツ、 チーズ(特にリコッタチーズ)に、ぜひ。※ハチミツは、満1歳未満の乳児には食べさせないでください。
野生から動物園へ
ユキヒョウさんグッズは、動物園にて販売中です。現在、神戸どうぶつ王国・那須どうぶつ王国・盛岡市動物公園ZOOMO・札幌市円山動物園・大牟田市ともだち絵本美術館(大牟田市動物園内)・旭川市旭山動物園のショップにて販売しております。神戸どうぶつ王国・那須どうぶつ王国・森岡市動物公園ZOOMOはネットショップからもご購入いただけます。
ユキヒョウさんグッズで得られた利益はすべて、野生ユキヒョウの保全活動とキルギスの地域経済活性化に役立てています。
販売にご協力、ご検討いただける動物園・ショップを募集しております。「CONTACT」よりぜひ、お問い合わせください。
動物園から野生へ
ユキヒョウさんグッズを通じていただいた寄付金はすべて生息地でのさまざまな取り組みに活用しています。例えば、野生ユキヒョウの生態調査や地域の子どもたちの環境教育など。詳しい寄付金の活用事例は「REPORT」をご覧ください。